熱戦が続く宮崎県高校総体。29日はソフトテニスの決勝が行われました。
(高橋美苑リポーター)
「晴天に恵まれたソフトテニス団体の決勝。会場は声援が飛び交っています」
ソフトテニス団体の決勝リーグは、4チームによる総当たりで行われ、女子は宮崎商業対日南学園が事実上の決勝戦となりました。
3組がダブルスで戦い、2勝したほうが勝利のソフトテニス団体。1勝1敗と互いに譲らない展開で迎え、勝負の行方は第3ダブルスへ。
まずは、宮崎商業、上米良が気合の入ったストロークを打ち込みます。
宮崎商業は、そのまま勢いに乗り第1・第2ゲームを連取。
一方の日南学園は、第3ゲームで猪崎が冷静なボレーを決め、取り返しますが、宮崎商業が第4ゲームを奪い、優勝に大手をかけます。
宮崎商業は第5ゲームも積極的に攻めこみ、5大会連続27度目のインターハイ出場を決めました。
(宮崎商業 倉田真織選手)
「自分たちのプレーをしてやってやらないといけないという思いがあったので勝ててすごいほっとした。日本一を取ってたくさんの方々に恩返しができるように頑張る」
(宮崎商業 上米良凛乃主将)
「勝ててうれしい気持ちと、自分たちの課題はたくさんあるので、そこを直していこうという思いになった。日本一をとって、この3年間で関わってくださったすべての方々に結果で恩返しをする」
男子は、U17日本代表の川崎・森を有する都城商業が、6大会連続31回目の優勝を決めました。
続いては、28日に行われたバレーボール決勝。
女子は、都城商業対宮崎日大という去年と同じカードになりました。
去年の雪辱を果たしたい都城商業は、序盤から緒方や内山のスパイクなどで点を重ね、流れをつかみます。
しかし、すかさず、宮崎日大が反撃。黒木のスパイクなどで連続得点を奪うと、そのまま第1セットを制します。
続く、第2セットでは互角の戦いとなりますが、都城商業が競り勝ち、セットカウントを1対1とします。
そして、勝負の分かれ目となったのが第3セット。
都城商業が得意のブロックなどで連続得点。
都城商業はこのセットを奪うと、続く第4セットも勢いそのままに次々と得点を重ねます。
試合は都城商業がセットカウント3対1で宮崎日大に勝ち、2年ぶり11度目の優勝を果たしました。
(都城商業 内山結月選手)
「2セット目から自分たちのペースで自分たちの強みのブロックができて、そこから優勝できてよかった。全国でも上にいけるようにみんなでがんばる」
(都城商業 荒武桃花主将)
「いろんな人に支えてもらったので、その気持ちをもって絶対に恩返しようという気持ちでやった。この大会で優勝するためにいろんなことを積み重ねてきたので、その成果がでてよかった」
また、男子は、都城工業が、日向学院にセットカウント3対0で勝ち、5年ぶり36回目のインターハイ出場を決めました。
(都城工業 松元麗司主将)
「いままでインターハイを逃してるから、今年は絶対みんなで勝ちたいと思ったので。全国でしっかり自分たちのバレーをして優勝したい」
※MRTテレビ「Check!」5月29日(水)放送分から














