訓練中の事故が相次いでいるホーバークラフト。再発防止策として、600トンの土のうを設置したのち、S字カーブの訓練を実施することになりました。
大分空港の航走路では去年11月、訓練中のホーバークラフトがガードレールに衝突し、機体の一部が損壊しました。また、今年3月と4月にもホーバーの船体に損傷はなかったものの、フェンスを倒す事故が発生しています。
相次ぐ事故を受けて、運航会社は29日、航走路にクッション材として土のうを設置する計画を発表しました。
航走路には2度目と3度目の事故が起きた海岸沿いとS字カーブの2か所に土のう300個、600トン分を設置します。
運航会社は30日、航走路に重機を搬入させ、31日から土のうの設置作業を開始します。作業は6月中に完了する見通しで、準備が整い次第、S字航走路の訓練が始まります。