盛岡市の高校で調理を学ぶ生徒が考案した、市内で生産される果物「アロニア」を使用したスイーツの試食会が29日開かれました。
スイーツを考案したのは、盛岡誠桜高校の食物調理科と調理師パティシエ専科の生徒27人です。今回アロニアを使用したマカロンやムースなど5つのスイーツを考案しました。
29日は盛岡市薮川の自然体験施設「まほら岩手」でスイーツ開発に携わるパティシエの瀬川徹さんと、市の職員2人が学校を訪れ試食を行いました。
「アロニア」は強い渋みが特徴の果物で、栄養価の高さからスーパーフードとしても知られています。スイーツを考案した生徒たちは、市内の生産農家を訪ねてアロニアの特徴を学び、瀬川さんの指導の下で試作を重ねてスイーツを作りました。
フランスの伝統菓子「フロランタン」にアロニアを使用したスイーツは「アロランタン」と名付けました。
(生徒は)
「渋みが強いのでジュースとかで味を消した。(試作を)3回やったがうまくできて良かった」
(瀬川 徹 さん)
「ショーケースに並んでも遜色ないお菓子。工夫しながら楽しんでいたので笑顔満点、製品も満点かなと思う」
今回考案されたスイーツは6月29日、盛岡駅ビルフェザンで特別販売される他、その後も「まほら岩手」で販売される予定です。
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