国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は、世界で去年1年間に、死刑が少なくとも1153件執行されたと明らかにしました。2016年以降、最多の水準となります。
国際人権団体の「アムネスティ・インターナショナル」は29日、世界の死刑に関する年次報告書を発表しました。
それによりますと、去年1年間に少なくとも世界16の国で1153件の死刑が執行され、2016年以降、最も多い水準となりました。
イランが853件と全体の7割を占めていて、反政府的な人物や少数民族に対する死刑執行が相次いだとみられています。
最も件数が多い国は中国とみられていますが、死刑情報が公開されておらず、報告書では推計を公表していません。
日本での執行はありませんでした。
現在、世界で112か国が死刑を全面的に廃止していますが、「アムネスティ・インターナショナル」は「人権侵害の悪化につながる死刑制度を固持する国々は時代の流れとともに変わるべきだ」と指摘しています。
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