豊見城市は27日、一定の条件下で運転手が不要になる高度な自動運転「レベル4」のバスの運行を目指して第一交通産業など4社と包括連携協定を締結しました。

豊見城市は自動運転「レベル4」のバスの運行に向け、2024年度中に、豊見城市を1周する105番線の一部区間で実証実験を行う計画です。

運転手不足やバス路線の減少といった公共交通が直面する課題の解消や、利便性の向上に繋がるものと期待されています。

▽徳元次人豊見城市長
「地域の関係者の皆様と連携協力し、将来における運転手不足という課題解決に取り組み、マイカー依存を減らし、渋滞を緩和することで効率的な交通環境を目指したい」

豊見城市は、2025年度には「レベル4」の運行を実現したいとしています。