イスラエル軍がガザ地区南部ラファで、住民の避難先とされる場所に行った空爆の死者は45人となりました。戦闘停止に向けた交渉にも影響を与えそうです。
パレスチナ赤新月社によりますと、空爆があったのはラファ中心部に近い場所で、イスラエル軍が地上作戦にあたって避難先として指定した「人道地区」に含まれていました。
保健当局によりますと、死者は45人、けが人は249人にのぼっています。
イスラエル政府の報道官は27日、「攻撃後の火災で民間人が犠牲になった」との見方を明らかにし、空爆の対象はハマスの司令官2人だったとして、「非常に悲しいが、ハマスが望んで始めた戦争だ」と強調しています。
ネタニヤフ首相は国会で演説し、AP通信などによりますと、「無実の民間人を傷つけないために最大限の努力をしているにもかかわらず、悲劇的な誤りが起きてしまった」と話したうえで、調査結果をまとめる方針を明らかにしました。
また、今週にも再開の可能性が伝えられた戦闘停止などに向けた交渉についてイスラエルメディアは、空爆を受け、ハマスが参加しない意向を示していると報じていて、交渉再開は見通せない状況が続いています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
