『余命1年半』がん移転で宣告…治療に向き合い2年が経過

 しかし1年4か月後、子宮周辺の細胞にがんが転移。森田さんを再び病魔が襲います。

 (夫 真一郎さん)「再発ってなった時はショックでしたね。こういう当たり前の生活が当たり前じゃなくなっていくのかなという不安はありました」

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 再発が分かり、治療方針の参考になればと、セカンドオピニオンを受けるために大阪市内の病院へ。そこで、残酷な現実を突きつけられました。

 (森田真子さん)「余命がだいたい1年半くらいだと言われまして。残りの時間を考えて、あまりきつい治療はせずに、生活の質を上げた状態で残りの時間を過ごすのか、よく考えてみたらどうでしょうかということを言われました」

 覚悟はしていたものの、「余命1年半」という具体的な数字に言葉を失いました。

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 主治医の田中良道医師は病気が分かってからずっと森田さんに寄り添い、治療を続けてきました。

 (田中良道医師)「2年近く、抗がん剤治療、放射線治療、組織内治療をがんばっていただいている。これはなかなかできないことですね。ものすごく大変です」

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 余命の数字は一般的な値で、全員に当てはまるわけではないと強調します。

 (田中良道医師)「(余命は)いろんな患者さんの、あくまで平均的な数値ですね。皆さんがそうなるということでは、もちろんないです」

 再発から約2年。宣告された1年半の余命は超えました。明らかな腫瘍は見つかっていないといいます。

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 (森田真子さん)「(Q今はどのように“余命”というものを捉えていますか?)自分なりの統計をつくる。統計という言葉は、『集団の平均値』という意味ですけど、自分なりのデータを作っていきたいなと思っています」