◆「何よりも子供の気持ちを大事にして」

一方、8日の分科会では、ワクチン接種への協力を求める「努力義務」をこれまで対象外だった5歳から11歳にも適用することが決まりました。接種を受けるよう努めることを保護者などに求めますが、強制するものではありません。小児科医でもある森内教授は接種にあたっては、「何よりも子供の気持ちを大事にしてほしい」と話します。


長崎大学・森内浩幸教授「接種の後押しをするという意味合いで行政としては行うと思いますが、それは決して不安にかられている人たちに圧力をかけるようなものではあってはいけないということです。こわいものはこわいんです。その気持ちを十分に受け止めて、本当に納得できるようになるまで圧力をかけては決していけないだろうと思います」