腰痛や肩こりなど、慢性的な痛みを抱えている人たちが、ストレスなく生活できるようにと、痛みの対処法などを学ぶイベントが、高知市で開かれました。
このイベントは、2024年4月に開学した高知健康科学大学などが開きました。講師は、痛みの研究が専門の、奥田教宏准教授です。
奥田准教授は、腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みが、感情やストレスなどと関連していることを挙げ、運動療法が、痛みの予防や軽減につながると話しました。
参加者は、痛みを和らげる運動を体験。痛みの感じ方を測定し、その変化を確かめていました。
(参加者)
「運動したあと、痛みを感じるまでの時間が長くなって、少し改善したということが分かりました。運動しないといけないなと思いました」
(高知健康科学大学・奥田教宏准教授)
「痛みを抱えていると、活動性が低下してるとか、ストレスを抱えてるとか、悩んでる方とかいると思いますので、気持ちが楽になって、少しでも活動量が多くなっていただいたらと思っています」