マレーシアのアンワル首相は、中国軍が台湾海峡周辺で行っている軍事演習により、中台関係が緊迫していることについて「戦闘にはならないだろう」との見方を示し、経済に影響を与えないよう平和的な解決を望むとしました。
来日しているマレーシアのアンワル首相は24日、東京都内の日本記者クラブで会見を行い、中台関係について「いま起きている軍事活動の活発化は除いて、不必要な挑発や戦闘は起きないと楽観している」と述べました。
その上で、中台関係がアジア太平洋地域で経済的な悪影響を与えないよう、平和的な解決を望むとしました。
また、中国が南シナ海で軍事活動を活発化していることについて、「南シナ海で問題はあるが、中国とすぐに衝突する可能性はない。南シナ海問題も対話によって解決するという立場を堅持する」として、中立外交の姿勢を継続する意向を改めて強調しました。
注目の記事
アライグマとみられる動物に住宅街で女性が噛まれる 足が腫れスニーカーにも大きな穴 対処は?【岡山】

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









