青森ねぶた祭の開幕まで2か月あまりとなり、大型ねぶたの運行団体では囃子練習会が始まりました。2024年が囃子初挑戦の子どもたちも、まつり本番に向けて練習に励んでいます。

「シャカシャカ」と手振り鉦の音が響く練習会場。指導を受けながら手振り鉦の練習に励むのは子どもたちです。

青森市PTA連合会が5月21日に開いた囃子練習会には、約100人の児童・生徒が参加しましたが、このうちの半数以上が2024年に初めて囃子に挑戦します。

太鼓を叩く子どもは、段ボールで作ったマットを使い、自主練習をして、全員で息のあった勇壮な囃子を目指しています。

参加した子どもは
「バゴーンと音を鳴らすのが楽しい」
「頑張りたい」

青森市PTA連合会 棟方丈博会長
「子供に伝統をつなぎ、熱い夏を届けたい」

市P連では今後、週に一回程度、練習会を開いて8月2日に開幕する青森ねぶた祭に向けて稽古を重ねます。