一般の人が自家用車を使って有料で人を運ぶ「ライドシェア」が、早ければ5月中に一部地域で始まります。
サービス開始を前に配車アプリが公開されました。
公開された配車アプリの実演

福岡市博多区のタクシー会社で24日に実演が公開された配車アプリ。
目的地を設定すると、事前にルートと運賃が決まります。

RKB 西尾健佑記者「こちらのアプリで目的地を選択すると、タクシーと自家用車での移動を選択することができ、このように自家用車とマッチングできます」
そして、タクシーのみの配車を希望するかタクシーもしくはライドシェアの配車を希望するか利用者が選択できるようになっています。
ライドシェアのみを希望することはできません。
アプリを開発し運用している会社によると、「ライドシェアはタクシー不足の解消を目的に始まっているため、マッチング率を上げるためにも、ライドシェアだけの選択はメリットがない」ということです。

DiDiモビリティジャパン 花田裕二 シニアマネージャー「タクシーの供給不足対策の一つとして、自家用車がこれから動き出します。供給量が自家用車によって増えますで、お客様が乗りたいときに乗れる状況になることを期待しています」