中国軍はけさから、台湾を取り囲む形で軍事演習を開始しました。20日に発足したばかりの頼清徳政権へ圧力をかける狙いがあるものとみられます。
こちらは中国軍が公開した映像です。駆逐艦などが台湾島を包囲する形で展開・接近しているほか、実弾を積んだ数十機の戦闘機が攻撃訓練を行っているとしています。
けさ、突如始まった中国軍の演習。台湾を取り囲む形で、あすまで行うとしています。
記者
「中国南部・福建省の厦門市に来ています。この先10キロほどの場所には、台湾が実効支配する金門島があります。この金門島も、今回の軍事演習のエリアに入っています」
軍事演習について、厦門の市民は…。
厦門市民
「(軍事演習は)知りませんでした。統一してほしいですね。元々は中国から切り離された土地ですので」
一方、台湾では…。
台湾市民
「台湾に対する脅迫でしょう」
「中国は挑発的なことをしないでほしい。私たちは気分が悪いです」
今回、頼総統の就任4日目というタイミングで軍事演習を行ったことで、中国が頼清徳政権に対し、今後、強い姿勢で臨むというメッセージを発した形です。
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