宮崎県高校総体、23日は、柔道の団体戦の決勝リーグが行われ、男女ともに白熱した戦いが繰り広げられました。
(高橋美苑リポーター)
「きょう決勝を迎える柔道の団体戦。頂点へ向けた熱い戦いで会場は熱気に包まれています。」
ひなた武道館で行われた柔道の団体戦。
23日は、男女とも4校による総当たりの決勝リーグが行われました。
男子団体決勝リーグ 注目は10連覇を狙う延岡学園
男子の注目は、10連覇を狙う延岡学園。
ここまで2勝を挙げ、優勝をかけた3戦目で日章学園と対戦しました。
まず、先鋒戦は、決勝リーグ負けなしの3年、佐藤弘嵩が腕緘(うでがらみ)で一本。
チームを勢いづかせます。
続く、次鋒戦もキャプテンの戸高が合わせ技で一本勝ちを収めます。
あと1勝で延岡学園の優勝が決まる中堅戦。2年の新藤は積極的に技を仕掛けます。
そして、開始2分。新藤の払い腰が決まり、ここも一本勝ち。
これで延岡学園が、県高校総体の団体戦10連覇を果たしました。
(延岡学園 戸高連之介主将)
「今年10連覇という大きな連覇がかかる中、みんなプレッシャーがそれぞれあったと思うけど、その中で勝ち切れたというのはインターハイに向けて自信が付く。延岡学園初の日本一になって監督を日本一にさせたい」
女子団体決勝リーグ 小林西と鵬翔が事実上の決勝戦に

一方、女子の決勝リーグは、小林西と鵬翔が事実上の決勝戦となりました。
先鋒戦は、鵬翔の川口彩絵が小外刈りで技ありを奪うと…
(みせる)
合わせ技で一本勝ちを収めます。
続く、中堅戦は僅差で小林西の日高が勝利し、互いに1勝ずつとします。
迎えた運命の大将戦。
鵬翔の山元がまず払腰で技ありを奪います。
山元はその後、合わせ技で見事一本。
鵬翔高校が優勝し、創部以来初めて、インターハイへの切符を掴みました。
(鵬翔高校 川口彩絵主将)
「今まで友達と頑張って練習してきてよかった。(目標は)1戦でも友達と多く戦ってベスト4以内に入ること。」
※MRTテレビ「Check!」5月23日(木)放送分から














