シンガポール航空機が激しい乱気流に巻き込まれ、80人以上が死傷した事故で、機体が3分ほどの間におよそ1800メートル急降下していたことが分かりました。
事故直後の機内の映像です。座席や通路などにものが散乱し、天井には誰かが頭を打ちつけたのか、血痕のようなものも見えます。
ロンドンからシンガポールに向かっていたシンガポール航空の旅客機がきのう、ミャンマー付近を高度1万1300メートルで飛行中、激しい乱気流に遭い、タイの首都近郊の空港に緊急着陸しました。
旅客機には乗客乗員229人が乗っていて、イギリス人の乗客1人が死亡し、83人が重軽傷を負いました。
機内にいた乗客
「機体が突然、落下しました。非現実的な体験でした。乗客の持ち物やクッション、お皿などが機内を飛んでいく光景を鮮明に覚えています」
AP通信によりますと、機体は3分ほどの間におよそ1800メートル急降下したということです。
シンガポールの運輸安全調査当局は、タイに職員を派遣し、詳しい原因を調べることにしています。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









