2塁への盗塁は3秒台前半

盗塁のほとんどは1塁から2塁を狙うもの。塁間の距離は27・43メートル。諸説あるが、いわゆる俊足ランナーの場合、2塁への到達時間は3・2~3・3秒だそうだ。周東の盗塁を映像で分析してみると3・1秒であることが分かった。平均的俊足ランナーよりも0・1秒上回っている。では、この0・1秒を距離に換算するとどうなるか?塁間27・43メートルで、仮に3メートルのリードをとったとすると、約80センチ弱となる。たった0・1秒が80センチの差。この差で、アウトとセーフを分けるタッチプレーがあるとすれば、周東はかなり有利となるわけだ。