岩手県奥州市の水沢競馬場にある畑で22日、地元の保育園の園児と岩手競馬の騎手がサツマイモの苗を植えて交流しました。

この取り組みは、農業体験と騎手との交流を通じて競馬場に親しんでもらおうと県競馬組合が企画しているもので今年で6年目です。22日は、市内にあるときわ保育園の年長組の園児17人と岩手競馬の騎手6人が、水沢競馬場のコースの内側にある約1アールの畑でサツマイモの苗200本を植えました。22日の奥州市は青空に恵まれ、子どもたちとジョッキーは土の感触を楽しむように丁寧に手で苗を土の中に埋めていました。

(園児は)
「楽しかった」
「(大きく)育ってほしい」

(山本 聡哉 騎手)
「こういった体験は食育の一環にもなるし、水沢競馬場にも親しんでもらえるいい体験だと思う。普段はピリピリしたレースの中で仕事をしているが、園児と苗植え体験をさせてもらいリフレッシュになっていい」

植えたサツマイモは10月に園児と騎手が収穫する予定です。