
一ノ瀬瓦工業 小林希未さん:
「日本の文化に触れるというか、伝統的な仕事をやっていきたいと前から思っていた。自分が最後、後悔がないようにやりたいことをやろうと思って応募した」

この日の現場は住宅の屋根瓦の設置です。
小林さんが任されたのは「押切」の作業。

屋根の幅に合わせてその場で瓦を切っていくのですが、ちょっと苦戦しています。屋根の上は勾配もあり足元が不安定。硬い瓦を切るのには力も必要です。

一ノ瀬瓦工業 小林希未さん:
「毎回やらせてもらう作業だが毎回難しい。男性と違って力がないので道具や材料が重かったり、身長が足りなかったりというのはある」

続いて、取り組んだのが小林さんの憧れという屋根の上辺=棟を仕上げる「棟積み」の工程です。建物の印象が決まるため最も重要なポイントです。

表情は真剣そのもの。
ベテランの技を目で盗みながら、無事に一仕事終えました。