定額減税はどのような仕組み?
インターネットで「定額減税」と検索すると、トップに国税庁の定額減税特設サイトが出てくるが、それによると1人につき「3万円」との記載がある。
一方、総務省のホームページには、本人、配偶者を含む扶養親族1人につき「1万円」との記載がある。
4万だったはずなのに、どちらが正しいのだろうか…。
実はこれはどちらも正しく、内閣官房のホームページには「1人につき、所得税額から3万円・個人住民税所得割額から1万円の定額減税額が控除されます」と記載がある。
つまり、所得税を所管する国税庁としては、3万円の減税、住民税を所管する総務省としては、1万円の減税となるから、それぞれのホームページで“正しい情報”を記載しているわけだ。