横浜市教育委員会は、横浜地裁で開かれた教員による性犯罪事件の裁判に多くの職員を動員して、一般の傍聴人を閉め出していたとして謝罪しました。
横浜市教育委員会によりますと、市の教員が加害者となった性犯罪事件の裁判に職員を動員して傍聴席を埋め、一般の人が傍聴できないように閉め出していたということです。
去年から今年に行われた少なくとも8回の裁判で、のべ371人、1回あたり最大で50人が業務として動員されていたということです。
傍聴の動員にあたって、教育委員会が出した協力依頼の文書には、▼集団で傍聴に来たことをわからないようにするため裁判所前での待ち合わせやお互いにあいさつをしない、▼傍聴席で本件に関する資料を広げて見たりすることを控える、などと書かれていました。
教育委員会は、「被害者の情報が拡散されるのを防ぐためだったが行き過ぎた行為だった」として謝罪しました。
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