長野県の伝統食「凍り豆腐」に、筋肉の萎縮を予防する効果が期待できることが、動物を使った実験で明らかになりました。
これは県内外の凍り豆腐のメーカーで作る組合が21日、長野市で会見を開いて明らかにしたもので、凍り豆腐のタンパク質が筋肉の維持に役立つ可能性があるということです。
研究をすすめた徳島大学の二川健(にかわ・たけし)教授によりますと、マウスの坐骨神経を切除すると通常は筋肉の萎縮が起こりますが、凍り豆腐のタンパク質を与えたところ、筋肉の分解に関与する遺伝子=Atrogene(アトロジン)の増加が抑えられました。
別の、動物性タンパク質を与えたマウスと比べると、10日後の筋萎縮を3分の1ほどに抑える効果が見られたということです。
実験の結果から、凍り豆腐にも、寝たきりによる筋萎縮や骨粗しょう症を防ぐなど、有益な機能性食品となる可能性があるとしています。
徳島大学 二川健教授:
「大豆たんぱく質=SPIとほぼ同じ程度でしたので、濃縮と乾燥を繰り返しても有効成分は減らなかったという結論にたどり着きました」
二川教授は、無重力のため筋肉が衰えやすい宇宙でも、食材として応用できるのではないかと今後に期待を寄せています。
注目の記事
“働いても働いても”…抜け出せない過酷な貧困 非正規雇用890万人 30年で広がった格差社会 政治の責任は?【報道特集】

衆議院選挙 序盤の最新情勢を徹底解説 自民「単独過半数」うかがう勢い 一方で中道は大幅減か・・・結果左右する「公明票」の行方とは【edge23】

今季も驚き“ニセコ価格”カツカレー3000円でも利益は180円、VIPに人気のケータリング1回30万円でも“安い”ワケ…北海道民には遠いリゾートの経済の仕組み

SNS駆使、次々に少女を買春した48歳男の手口 警戒されないよう男子高校生と行動を共にし少女に接近 【判決詳報・前編】

5年前は部員3人「声を出すのが恥ずかしく⋯」センバツ初出場・高知農業、21世紀枠で掴んだ“夢舞台”への切符【選抜高校野球2026】

政策アンケート全文掲載【衆議院選挙2026】

「遺体の確認に来てください」成人式からわずか4日後…軽井沢町のスキーツアーバス事故から10年 遺族が語る「命の大切さ」【前編】

「誰が悪いと思いますか」ネット上での誹謗中傷 遺族が訴え 軽井沢町のスキーツアーバス事故から10年【後編】「大きな体が小さなひつぎの中に…」

「いじめで自殺も考えた…」肌の色や見た目の違いに対し同級生からつらい言葉 タレント副島淳さんに聞くいじめ問題「逃げてもいいから生き続けて」

「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由





