最後まで吸わせればかゆくならない?

蚊は、血を吸う際に「唾液」を出して血液をサラサラにしています。この「唾液」がかゆみの原因。最後まで吸わせると蚊は「唾液」も吸い取りますが、途中で叩くと「唾液」が体内に残り、かゆくなってしまうのです。
コメンテーター 上地雄輔:
蚊に喰われてかゆいところは全部途中でやめちゃったってことですか?
長島孝行教授:
そういうことですね。だから唾液が残っているのが大半なんですよ。
その唾液を全部蚊が回収してくれればかゆみはかなり軽減されるし、逆に唾液自体が血液をサラサラにしてくれるのであれば、脳梗塞の新薬さえできるのではないかという。
恵俊彰:
動いたりすることによって、多分勝手にいなくなっちゃってんだね途中で。いちいち潰してないもんね。
長島孝行教授:
途中で潰されると、吸ったものまで戻っちゃうこともある。潰すんじゃなくて、払うのがいいです。とにかく最後まで吸わせるのが一番良いです。
理論上ですよ、僕はできませんけど。
恵俊彰:
なかなか難しいですよね。蚊が止まってるのをずっと見ているって。
虫よけスプレーの使い方

最初から吸われたくない人は、虫よけスプレーを正しく使ってください。
肌を露出している部分にきちんと塗り、顔や首などは吸い込まないように手に吹きかけてから塗ります。
一緒に日焼け止めを塗るときは、日焼け止め⇒虫除けスプレーの順。虫除けスプレーは空気に触れることで効果を発揮します。
長島孝行教授:
赤ちゃんなどは、洋服の上からもスプレーしてください。
また、手足を洗ったり、アルコールの除菌剤で拭いていただくだけでも全く違います。