新潟県糸魚川市中宿で、自動車の板金塗装や修理などを請け負っていた『小林自動車』が5月10日に、新潟地裁の高田支部から破産開始決定を受けました。
負債総額は約5000万円で、販売不振が原因とみられています。
『小林自動車』は1969年に創業し、自動車の板金塗装や修理のほか、自動車部品や中古車の販売を手掛けていました。民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、自動車ディーラーや個人向けに販路を形成し、2013年5月期には3700万円の売上を計上していたものの、競争の激化や人口の減少などにより2023年5月期には売上高が2000万円まで減少していました。
販売不振にともない収益も低迷したことから、2023年10月末には資金がショート。
以来事業は停止していたとみられていますが、今後の資金繰りの厳しさは変わらず立て直しは困難と判断した模様です。














