チームの緊急事態も「最後の一球までやり抜きたい」
甲子園出場を決めた県岐阜商でしたが、緊急事態が発生。6日の開会式を前にベンチ入りメンバーを含む14人が新型コロナウイルス陽性判定を受け、開会式を欠席したのです。これを受け、日本高等学校野球連盟は新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを改定、集団感染の場合でも選手の入れ替えを認める、としました。
甲子園出場の道が開けた県岐阜商は、岐阜から選手を呼び寄せ、当初の登録メンバー18人のうち10人を入れ替えました。全員で練習できたのは8日のみだといいます。
8日のオンライン取材で「正直難しいと思っていた」と話した鍛治舎巧監督ですが「一生懸命、最後の一球までやり抜きたい。どうなるかは試合が始まってみないと分からないが、いつも通りの積極野球をやりたい」と前を向きます。
初戦は予定通り、9日の第4試合。チーム一丸で兵庫県代表・社高校との試合に臨みます。