「0歳児選挙権」実現はあり得る?
小川彩佳キャスター:
街でも様々な声が聞かれましたが、伊沢さんはどう思いますか?

QuizKnock CEO 伊沢拓司さん:
成人1人1票という我々の勝ち得た普通選挙の権利が、子どもがいるかどうかということだけで、歪められてしまう。しかも、子どもがいるかどうかは若者とイコールではないですからね。そういったところも含めて、手段のために原則を変えてしまうというのは、順序が間違っている話だなと思うんですけど、これがそもそもパフォーマンスとして成立してしまうと思われてる状況がちょっと辛いですね。
小川キャスター:
というのも?
伊沢さん:
これで「民心を変える」と政治家に思われてしまっているのは、いささか政治リテラシーの低下と言わざるを得ないところがあって、僕はちょっと残念でしたね。
小川キャスター:
でも、これだけドラスティックな(思い切った)ことをしないと、子育て世代や若者に目が向かないのでは?という吉村代表の意見でしたが…
伊沢さん:
手段と目的が違っているのかなと感じますね。

藤森祥平キャスター:
維新の案では、子どもが意思表示できない場合、親が代理で投票するとしています。事実上、大人1人が複数票持つことにもなるわけです。星さん、実現可能性はあるのでしょうか?

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
実現はなかなか難しい、可能性はほとんどないと思います。なぜかというと憲法14条に平等原則があり、法の下の平等をどう見ても反しますから。ただ、こういうことで若い人の声を政治にどうやって反映するんだろう?と、みんなで考えるきっかけ作りにはなっていると思いますね。

藤森キャスター:
若者の声が反映されていないのは大きな課題ですが、前回の衆院選の年代別の投票率(総務省のデータから作成)をみると、60代:71.3%、70代:72.1%の投票率が70%を上回っているのに対し、20代:36.5%、30代:47.1%と若者の投票率が低い状況です。
小川キャスター:
少子高齢化の上に若い人が投票に行かない。これでは若者の意見は反映されないですし、少子化対策が先送りになり続けてきたのも無関係ではないように感じます。














