復帰当時の人たちが現状を知ったら「ひっくり返る」
沖縄が復帰から52年を迎えたのに合わせ、17日、基地のない平和な沖縄を訴える「5・15平和行進」が宜野湾市で行われ、2400人が普天間基地周辺を行進した。(※この記事は2024年5月19日の記事を編集して再掲しています)
▽東京から参加
「これから基地がどんどん返還されて元通りの沖縄の生活に戻ってくれればいいなと思っています」
――当時の人が現状を知ったらどうだと思う?
▽翁長巳酉さん
「ぶちくん(ひっくり返る)でしょうね。遅いよと、何やってんだよと」
復帰から半世紀以上が過ぎ、こんな県土再出発の構想があったことを知る県民はほとんどいない。そして街なかの米軍基地はほとんど姿を変えることなく、沖縄に居座っている。(取材 久田友也)

















