釣り上げたのはなんと「オオメジロザメ」

さらに調査班が取材を進めると、一人の男性に出会った。

釣り歴30年以上の河野喜一郎さん。先月、大淀川の河口付近で釣りをしていると…

河野さんが釣り上げたのはなんと「オオメジロザメ」。

河野さんは40分間にわたりサメとの攻防を続け、およそ200メートル下流で釣り上げた。

(河野喜一郎さん)
「このまま『ガンッ』と持っていかれて、1回水辺に落ちそうになって。原付にひったくられたような『ドンッ』という感じでそのまま止まらずに、そしたら背びれが見え始めて、近くにきたら青白いのが旋回しはじめて『これメジロ(ザメ)じゃないか』と言ってからが、ずっと震えが止まらない状態でやりとりしていた」

オオメジロザメの体長は1メートル26センチ、重さは18.5キロ。
現在、神奈川県の博物館に、標本として保存されている。