移転初日の昼営業を無事に終えた韓国料理店・コッテジ店長の丁倉元さんは、2つの思いを口にしました。
「嬉しい気持ちと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すごい最初はよかったんですけど、待たせたお客さんがいたので、本当に申し訳ないなと」

ただ、お客さんの笑顔を見てある“覚悟”を決めたそうです。
「ある意味、運命だと思うんですよ。色々考えたんですけど、こうなっていくのは新潟で頑張れって感じだと思うので…。今回のきっかけで、もうはっきりわかりました。もうここで頑張るしかないな、と思いました」
被災をきっけに西区で頑張ると決意できた、と笑顔で復興の扉を開けた丁さんは、地震を乗り越えて、同じ西区で、変わらない味を提供していきます。
コッテジは移転資金を融資でまかないましたが、新潟県の支援政策担当者は、再建を考えている事業者に対する「つなぎ融資」などの金融支援もあるので検討してほしいと話していました。