新たな浸水想定を地域住民はどう生かすか

 新たに緊急避難場所の整備が必要とされた大ケ口地区。町が整備を検討している場所は大雨の際に土砂災害の危険があります。しかし地区の中に他に適した場所がない中で、自治会長の松田さんは新たに示された浸水想定をこう捉えています。

(大ケ口団地自治会 松田弘会長)
「この想定を地域の方々が自分のこととしてもっと津波に対しての警戒心を持っていただけるだろうと、むしろ私はプラス方向に考えて(防災)活動しています」

大ケ口団地自治会 松田弘会長

 緊急避難場所の見直しと合わせ、災害から命を守るために住民には高い防災意識とすばやい避難行動が求められています。