「誰もが当事者になりうる問題」精子バンクをトラウデン直美さんが取材
小川彩佳キャスター:
子どもに身元を開示できる提供者のみを募る民間クリニック、取材してどんなことを感じましたか。

トラウデンさん:
色々な家族の形がある中で、お子さんを望む方で、なかなか得る選択肢がない方にとって、頼みの綱になっている部分はあると思います。
まだまだ整備されていない中で、難しい思いをしている方もたくさんいるということをすごく感じました。
誰もが当事者になりうる、自分自身や自分の家族が…ということを考えると、どのような形で整備をしていくのか、みんなで議論して最適を探していく必要があるとすごく感じました。
小川キャスター:
これまで精子提供によって生まれたお子さんが、自身のアイデンティティを「知る権利」がほとんど保障されてこなかったということは、いろんな葛藤を抱えただろうと想像しますね。