先生の働き方の選択肢を増やすものに
宮崎市教育委員会は、デジタル採点システムを、今年度から、夜間を除く市立中学校25校で導入し、デジタル化を進めて教員の働き方改革につなげたいとしています。

(宮崎市教育委員会 内村正和さん)
「先生方の採点業務時間を減らすことで、その時間を、子どもたちと向き合う時間であったりとか、あとは授業のための教材研究の時間、こういった部分を大切にしていただきたいと思っていますので、先生方の働き方の選択肢を増やすものになってもらえればいいなと思ってます」


(スタジオ)
時間が短縮できるというのは、その分、生徒たちに向き合えるということで良いことだと思います。
デジタル採点システムでは、採点した回答用紙や個人成績表をこれまで紙で返却してましたが、最近は、生徒たちがタブレットで見る形で返却することが可能になってデータの蓄積もできるということです。
システムは、県立学校でも来月から導入される予定だということで、こうした取り組みの広がりのほか、教員の長時間労働は部活動指導などの要因も絡んでいますので、働き方改革に向けさらなる取り組みが求められそうです。
※MRTテレビ「Check!」5月15日(水)放送分から














