ライドシェア参加のタクシー会社は…
宮城野区の仙南タクシーです。

朝、出勤したドライバーはまずアルコールチェックをします。その後、体調面や運転上の注意など対面での「点呼」が行われます。ライドシェアの一般ドライバーに対しては、事前の研修を実施したうえで実際の乗務前にはスマートフォンによる遠隔でのチェックを検討しています。

仙南タクシー 小川義正営業部長:
「ビデオ通話という形。今考えているのは専用のアルコールチェッカーとBluetoothを用いて、実際に画面を通じてアルコール反応が出ているか出ていないか確認できるように」

売上げの配分やトラブルの対応については。
仙南タクシー小川義正営業部長:
「タクシーだとメーター料金だが、日本版ライドシェアでは事前確定運賃ということで料金設定が全く違うので、これから各事業者で考えるかと思うが、手数料も含めて精査しながら準備を進めたい。
(トラブルがあったときは)一般ドライバーが直接対応するのは難しいだろうから、そこはタクシー会社が対応することになってくると思う。酔った客への対応についても事前研修の中で適切な対応を実際の運行に入る前に教育していきたい」

今後、一般ドライバーの募集や採用を行うことになるため、タクシー会社も様々な準備が必要になります。順調にいけば、5月下旬にも仙台市内でのライドシェアが始まるということです。