家族だけで解決しようととしてもさらに悪化する ならばどうすれば?
会では「依存症かもしれない」と悩む人が相談できる場が身近にあることを知ってほしいと強調します。
(全国ギャンブル依存症 家族の会 岡山 中江さん)
「僕が岡山の家族会に入ったのは2021年で、その時の家族会は3家族3人ぐらいがこの会に参加していたんですけど 先月の会でおよそ30家族40人を超えるような人数になっていて」
「相談できるところがある、という認知度は高まってきたのかなとは思いますが、病気であることの認知度は少ないと思います」
「アルコール依存症などは表面に出ますから。キャンブル依存症は表面に出ることがないので人から分からない。家族が借金問題で、依存症に困ってではなくて借金の問題に困って相談に来られて、そこで初めてギャンブル依存症は病気であると学んで気が付く。未然に防ぐことは難しく、発覚してからということになる」
「でもこれは病気なので、回復するので、ぜひ一人で悩まずに、こういう家族会とか当事者会とかに繋がって周りのサポートや経験者のノウハウがあるのでそこに繋がっていただけたら回復につなげることができる」
「この病気は、『本人が何とかしよう』『家族で解決しよう』といっても解決できるものではなく、さらに悪化することになるので、『家族は家族会』『本人は当時者会』に繋がって、そこで回復をしていきましょう。プライバシーは絶対守られますので、ぜひとも家族会に連絡してもらいたいと思います」
最近では、若者たちがギャンブルにはまるきっかけとして、スマホで簡単に投票できる競馬・競艇・闇カジノなども増えているといいます。家族の会では、依存症を克服しようとしている人や家族が参加できるミーティングを定期的に開催しています。
【全国ギャンブル依存症 家族の会 岡山 090-4808-4137】