14日未明、福島県の住宅に2人組の男が押し入り、現金などを奪う強盗事件が発生しました。
松本市で6日に発生した事件と共通する点があり、県警が関連を調べています。
浦部智弘アナウンサー:
「強盗事件は田んぼと山に囲まれた周りにはほとんど家がない、あちらの住宅で発生しました」

14日午前1時ごろ、福島県南会津町(みなみあいづまち)の住宅に2人組の男が押し入り、現金1万円余りを奪って逃走しました。
警察によりますと、男らは一人暮らしの住人の60代の女性の手を、テープのようなもので縛り、「カネ、カネ」と脅したということです。
女性の親戚:
「(女性は)目などをガムテープで貼られ、風呂敷のようなものをかぶせられ、その上に布団を乗せられた」

山あいの住宅をねらった強盗事件は、4月から、栃木県、群馬県、松本市で相次いで発生していて、今回で4件目です。
いずれも、2人組の男による夜間の犯行で、住民の体を縛るなどの複数の共通点があります。
福島と松本市の事件はともに外国人によるものと見られ、県警は福島県警とともに関連を調べています。