環境省 9年前にも懇談打ち切ろうと
また、2015年、新潟で開かれた患者と環境大臣との懇談の場でも、環境省側は、予定の時刻を過ぎると懇談を打ち切ろうとしていました。
環境省職員
「時間がすでに5分オーバーしておりまして」

参加者
「本当に解決しようという気があるのか。50年待ってるんです。それを5分過ぎたからといって打ち切るというのはおかしい」
そして水俣病発生から68年に再び起きた被害者の思いを断ち切るような行為。
水俣病患者連合 副会長 松崎重光さん
「大臣たるものが止めなかったんですよ、その時に。『いいから話をさせなさい聞きますから』というようなことが欲しかった。水俣病はもう終わったと笑って過ごせるようにしていただけたら光栄です」