北朝鮮は、国防関連企業を視察する金正恩総書記の様子を撮影した写真を公開、兵器製造に力を入れる姿勢を強調しています。
13日、北朝鮮メディアが公開した金正恩総書記の視察の様子。新たに製造されたライフルの試し撃ちでは、金総書記が引き金を引いた瞬間のような場面で幹部たちが笑顔で手をたたいています。
射撃の腕前をアピールするためか、中心が撃ち抜かれた的の写真まで公開されました。
金総書記は11日から2日間、狙撃銃などを製造する国防企業を視察。新たに作られたライフルの性能を確認し、銃の威力は世界的水準だと高く評価しました。
また先週、発射実験を行ったばかりの多連装ロケット砲を搭載する車両の製造状況を確認し、自ら車両も運転したということで、自動生産システムが高いレベルで実現したと強調、軍需産業の近代化をアピールしました。
韓国の通信社「聯合ニュース」は、「視察にはロシアなどへの輸出も念頭に兵器の量産体制を誇示する狙いがある」との専門家の見方を伝えています。
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