旧統一教会と富山県内の自治体トップとの関わりが明らかになっていますが、5日は新たに南砺市の田中幹夫市長が関連団体の自転車イベントの関係者と写真撮影に応じ、自らのツイッターに写真を投稿していたことがわかりました。選挙応援については否定しました。
南砺市 田中幹夫 市長:
「記憶がないんですけど…。ピースロードの旗にサインをした。写真を撮ったりサインをしてそういう関係です」

南砺市の田中市長が自らのツイッターに去年7月に投稿していた写真。一緒に映っているのは旧統一教会の関係団体が主催する自転車イベント「ピースロード」の関係者です。

記者:「どういう経緯で?」
田中市長:
「経緯はあまり記憶にないが誰かの紹介でこういうことやりますと聞いたんだと思います。市内のどこかを自転車で走るというコースだった。私はそれには参加していませんが、無事終わりましたという報告だったと思う」

ピースロードは旧統一教会の創始者文鮮明夫妻の提唱からはじまった旧統一教会と関わりの深いプロジェクトで、チューリップテレビの調べでは4日までに県内6つの市長が「関わりがある」ことが分かっていました。

田中市長は、ピースロード関連の表敬訪問を2度受けたとした一方、旧統一教会との政治的な関係や選挙応援については…。
田中市長:
「自分が政治的なものとか選挙のときに旧統一教会の方々から応援をいただいたことはないです」
