
そして、迎えた「子規杯」。ゴールデンウィークに愛媛で行われる中四国のチームなどが集まる大会です。2回戦の室戸高校(高知)戦、サンブレイズの先発は坂東。持ち味のコントロールと多彩な球種で打者を翻ろうし、無失点に抑えます。

打線もつながり、投打がかみ合ったサンブレイズは7対0、5回コールド勝利となりました。
準決勝は、台湾からの招待チーム(接棒未來)との対戦。1対1のまま、延長戦タイブレークに突入。8回ウラ、サンブレイズはランナー3塁・2塁とし、代打・寺島百香 。緊迫した場面でスクイズを決め、劇的なサヨナラ勝利をおさめます。

そして、迎えた決勝は、岡山の強豪・瀬戸内ブルーシャインズ。5対4と1点リードを許し、土壇場となる最終回ウラ、ノーアウト・3塁・2塁。迎えるバッターは、村松。

強い当たりはセカンドのグラブをはじき、劇的な逆転サヨナラタイムリー。今シーズン序盤の大事な大会、子規杯をみごと優勝で飾りました。
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伊東平 アナウンサー
さっそく優勝しましたが、野球にかける思いを感じました。
青山高治 キャスター
劇的な勝ち方でしたし、練習中も試合中もみなさん、すごくいい表情をしています。
コメンテーター 木村雅俊 さん(中国新聞社 編集委員室 特別委員)
ねえ。生まれた県に帰ってきて、また投げるっていう姿。背番号15っていうのもなんとなく連想させるものがあります。
伊東平 アナウンサー
はつかいちサンブレイズは、SNSで自分たちの活動を発信したり、「サンブレイズカフェ」って場所がありまして野球以外の活動にも取り組んでいるということでした。ルビーリーグは、6月9日に次のゲームがあります。広島市佐伯区のサンブレイズボールパークで行われます。