非正規春闘 満額回答とはいかず…
小川彩佳キャスター:
大企業からは景気のいい話題もきこえる中、非正規雇用の春闘は今回の回答も厳しいものでした。

株式会社QuizKnock CEO 伊沢拓司さん:
企業側も苦しいとはいえ、格差を招きかねません。経済全体にも良くない影響がありますし、エッセンシャルワーカーの方もいるはずですから、影響は苦しいものがありそうです。
小川キャスター:
10%の賃上げを求める中、回答は平均3〜4%、要求に応じない会社もあったということです。これでは格差が広がっていくばかりですよね。

23ジャーナリスト 片山薫 記者:
大企業と中小企業で、やはりパートでは格差があるようです。
ただ、今回の春闘で、スーパー「ベイシア」は2年連続で5%の賃上げをパートに対して行い、回転寿司チェーンの「スシロー」でも一部店舗で10%の賃上げがあったということで、非正規春闘は価値があると感じました。賃金を求めていくことはすごく大事だということが、今回、明らかになったと思います。

藤森祥平キャスター:
全体として生活の厳しい状態が長く続いています。実質賃金は、過去最長の24か月連続で減り続けているということです。














