山形県南陽市の山火事は、きょう、発生から6日目となりました。
火は延焼が拡大する危険性がない「鎮圧状態」となり、住民への避難指示も解除されていますが鎮火には至っていません。取材を進めると、延焼の拡大や鎮火に時間がかかる原因に、山特有の理由が見えてきました。

この山火事は、今月4日に南陽市宮内の秋葉山で発生したもので、火は、おととい、
延焼が拡大する危険性がない「鎮圧状態」となり、住民への避難指示も解除されました。
しかし、鎮火には至らず、出火から6日目のきょうも、消防署員など20人ほどが
消火活動を行いました。

今回の山火事で焼けた面積は137ヘクタールにのぼり、県内で過去10年に起きた林野火災で最大の規模となっています。

これほどまでに燃え広がった原因のひとつとして考えられるのが「土」です。