公共工事で一斉休日を設定

こうした中、九州地方整備局は3月、全ての公共工事で毎月第4土曜日を一斉に休日にする、と発表しました。

九地整の会見
「週休2日を定着させる第一歩として、統一で現場は休むもんだという世界にしたい」
一方、業務の効率化を図る動きも進んでいます。

RKB 西尾健佑
「2024年問題に対応するため、こちらのマンションの建設現場でも様々な取り組みが行われています」

2024年11月に竣工予定の15階建てマンションの建設現場です。この日は部屋の断熱材が規定の厚さに達しているかどうか、確認作業が行われました。検査の結果を書き込むのは、紙の図面ではなくタブレットです。

上村建設工事部 永松弘規・現場副所長
「建物の間取りの平面図をタブレットに入れ、記入しています。記入したものは、現場内でも、業者さんからも、どこからでも直接見られるようになります」
これまでは、ほとんど紙の資料で対応していたため、印刷する手間がかかっていたほか、大量の資料を管理する必要がありました。
永松弘規・現場副所長
「断熱検査は1フロア分ですけれども、毎度となるとものすごい書類の量になりますね」














