デジタル化で大幅な時間短縮を実現
デジタル化を進めたことで、離れた場所にある事務所でも現場の状況を確認でき、大幅な時間短縮につながっているといいます。

上村建設工事部 冨川博行・現場所長
「(パソコンに文字を打ち込みながら)『了解です、設備業者を段取りします』とポンと送ればやりとりが完了します。いちいち現場を見に行く時間もかからず、現場が離れていても時間の節約になりますし、タイムリーに共有できます。1日で20~30分の節約になっているかなと思いますね」

会議で使用する図面も、これまでの平面から3Dモデルに変更。建物の構造がわかりやすくなり、会議の進行がスムーズになったといいます。

上村建設 上村祐輝 DX推進本部長
「新しい技術を駆使して、各セクションで利用することで残業に対応しています。デジタル化が進んでいない部分を、今後進めていきたい」
人手不足が進む中、働き方改革にいかに対応していくか。建設業界では試行錯誤が続いています。














