盛岡駅前のビルに8日、美術品やクラフト作品を扱うギャラリーがオープンしました。記念すべき1回目の個展で展示されているのは、住田町で地域医療を長年担ってきた99歳の男性医師の絵画作品です。
盛岡駅前にある5階建てのビルの1階に8日オープンしたのが「ギャラリー夢林(むりん)」です。同じビルの2階でいびきや無呼吸の治療を行う「もりおか静眠堂医院」が1階のスペースを借りてオープンさせました。
ギャラリーを管理するのが櫻井伴子さんです。
(もりおか静眠堂医院 櫻井 伴子 さん)
「全国に盛岡で展示会をしたい方がいらっしゃる。岩手にも芸術を愛する人がいる。そういった方の手助けになる場になるといいかなと思っている」
ギャラリーの記念すべき1回目の個展で展示されているのは、伴子さんの義理の父・櫻井末男さん(99)の作品です。
(櫻井 末男 さん)
「櫻井医院の従業員は今まで130人。その中の一部分を思い出して描いている。こういう人もいたなと1枚1枚見ていた。なるべくきれいに美人に描いてあげたらよかったというのが反省点です」
末男さんは、長年に渡り住田町の医院で院長を務めた医師で、2017年の閉院まで64年間にも渡って地域医療の担い手として活躍してきました。作品では共に医療に関わった人たちを描いています。
今でも時折医療に関わることもあるという末男さんは、80歳を過ぎた頃からパソコンとタブレットで絵を描き続けていて、99回目の誕生日とギャラリーのオープンに合わせて8日、初の個展が始まりました。
(櫻井 末男 さん)
「きょう(8日)は99歳(の誕生日)ですから。こんなこと全然想像していなかった。おかげさまで(絵に)息を吹き込ませてもらった。駄作ですけど」
末男さんの作品の展示は5月29日までの予定で、ギャラリー夢林では今後も市民の作品を中心に展示を続けます。
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