工事期間はどのくらいかかるのでしょうか?

住友不動産 新築そっくりさん山梨営業所 小林一三さん:
「一概には申し上げづらいのですが、例えば家全体を丸ごとリフォームをして耐震補強をして、という場合には、だいたい3か月から4か月の期間をいただいております」

そして一番気になるのが費用の問題。



日本建築防災協会の調査では、例えば2階建ての木造住宅では100万円~150万円で行われることが多く、半数以上が約190万円以下となっています。決して安くはありませんが負担を軽減する仕組みもあります。



山梨県では今年度から旧耐震基準で建てられた木造住宅を耐震改修する場合、最大で125万円、寝室など部分的に揺れに強くする耐震シェルターなどでも最大で36万円を補助します。



山梨県県土整備部 建築住宅課 武藤勉課長:
「耐震改修をしていない方への国などのアンケートによりますと、お金がかかる、それと高齢の方が、いまさら耐震改修しても、というような気持ちもあるというアンケート結果。そういうところを力を入れて山梨県の耐震化を進めていこうという狙い」



補助を受けるには、いずれもまずは耐震診断をうける必要がありますが、住んでいる市町村に相談すると無料で受けることができます。

山梨県県土整備部 建築住宅課 武藤勉課長:
「今回の能登半島地震を踏まえまして自らの命、ご家族の命、財産を守るために耐震改修を進めていただきたいと思います」

いつ起きるかわからない巨大地震に備えるため、まずは自宅の耐震性から調べてみてはいかがでしょうか?