2階建て車両 1階の「めちゃくちゃ小さな窓」の正体は?
まずは【画像④】が、2階建て車両の外観を、プラットホームからアップめに撮影した画像です。「大きな窓の2階」と「めちゃくちゃ小さな窓の1階」とに分かれていました。

この「めちゃくちゃ小さな1階の窓」の正体は何?カメラは、その小さい窓に近づき、内部を映し出していました(【画像⑤】)。

覗いてみると...コック帽を被ったシェフの皆さんが、一生懸命料理を作っておられました。そう、食堂車の厨房だったんですね。シェフが腕によりをかけた温かい料理が新幹線車内で食べられる...新幹線から食堂車が消えて早幾年、いま思えば大変贅沢です。
そして2階はというと。。。
「超ワイドビューな食堂車」2階からの眺めは最高

【画像⑥】のように、食堂車の窓でかっ!【第2回】では「0系のビュッフェの窓、大きかったんだね」というお話をしましたが、その比ではありません。
さらに窓も上部に行くと曲線が入り、とってもとってもワイドビューです。こんな座席でハンバーグやカレーライスを食べたい!【画像⑥】では、珍しすぎる2階建ての登場に、プラットホームを行き交う人たちも、ほぼほぼ2階を見上げていました。

【画像⑦】はその2階の全貌。奥の方に写っている壁には、歴代の国鉄の列車が描かれていたそうです。
ちなみに2階建てのもう1両はグリーン車で、1階には新幹線初の個室も設置されていましたが、残念ながらこの日の映像にはそのシーンは入っていませんでした。

RSK山陽放送・YouTubeチャンネルでは、37回シリーズのうち、あと5回「100系」が登場しているので、2階建て車両の個室についてはまたいずれ紹介できる日が来ようかと思います。
次回は、
【第5回】新幹線100系「最高時速230キロ化」へ走行試験(1988年)キャスターが試乗会で同乗したら「時速231㎞出てた!」
に続きます。