香川県警は、今年に入ってSNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺の被害が急増しているとして注意を呼びかけています。

SNS型投資詐欺やロマンス詐欺は、対面することなくSNSを通じて関係を深めて信用させ、預金口座への振込などで金銭をだまし取るものです。
香川県での被害件数は3月末までで86件、金額は7億円を超え、すでに昨年1年間の半分以上となっています。

主な手口は、インスタグラムやフェイスブックなど、SNSを通じて知り合った人をLINEのグループトークに誘導し、投資と称して金をだまし取るというものです。県警は、「SNSなどで知り合った人からのもうけ話は、詐欺を疑ってほしい」など、注意を呼びかけています。
(スタジオ)
最近、耳にするようになったSNSを使った『投資詐欺』や『ロマンス詐欺』香川県警によりますと今年3月末までの被害者数は男性53人、女性33人の合わせて86人で年代別では60代の41人が最多で、40代~50代が30人と中高年層の被害が多い傾向にあります。
主な手口はこうです。
例えば『ロマンス詐欺』の場合、出会いのきっかけとなるのがインスタグラムやフェイスブックなどのダイレクトメッセージです。SNSを通じて知り合った異性の外国人と数か月に渡ってチャットでやり取り。親密な感情を抱かせた後、・投資話を持ちかけられたり・結婚の資金や日本までの渡航費用を求められたりなど、金銭を騙し取られるということです。
知らない人からのメッセージの受信や・アカウントの検索を許可しないよう設定もあります。自身が被害に合わないためにもSNSを使われている方は対策をするようにしてください。