日本バレーボール協会は7日に都内で会見を行い、男子日本代表のフィリップ・ブラン監督(63)をはじめ、主将の石川祐希(28、ミラノ)ら、ネーションズリーグに出場する選手16人が出席した。すでにパリ五輪出場を決めている男子日本代表はスローガンに「ALL FOR PARIS CREATING HISTORY TOGETHER」を掲げ、1972年ミュンヘン大会以来の五輪メダル獲得を目指す。

ブラン監督は「私たちの夢はオリンピックでメダルを獲得することです。パリでメダルを獲得することは日本バレーボールの歴史に新たな1ページを刻むことになる」と語るなど、パリでのメダル獲得への思いを強調した。

22日に初戦を迎えるネーションズリーグは、結果がパリ五輪の組み合わせに影響することもある重要な大会。「チーム力を高め重要なポイントやセットを獲得できるようになること」、「世界ランキングで上位5位以内を維持する」ことを目標に掲げ、五輪前最後の国際大会に挑む。

【日本代表16選手コメント】

◆石川祐希(28、アリアンツ・ミラノ/イタリア)
今年度もキャプテンを務めさせていただきます。本当に今シーズンはパリオリンピックが一番の目標になってくると思うので、パリオリンピックでメダルを取るために全てを懸けて臨んでいきます。

◆西田有志(24、パナソニックパンサーズ)
メダルを獲得するということを心に掲げて今シーズンはしっかり戦っていきたいと思いますし、代表合宿も少しずつ詰まってきてもうすぐネーションズリーグがあるので、まずネーションズリーグでしっかり結果を求めて、そこをクリアしてオリンピックに行くという段階を踏んで、しっかりと一つ一つ目標をクリアしていきたいなと思います。

◆小野寺太志(28、サントリーサンバーズ)
パリオリンピック本番の年なのでチーム一丸となってメダルを獲得しにいく、そして、まずはネーションズリーグで1人1人がベストなパフォーマンス発揮して、オリンピックに繋げられる大会にしていきたいと思います。練習からみんなで意識高く、そしてレベルの高いプレーで、しっかり備えていきたいと思います。

◆深津旭弘(36、東京グレートベアーズ)
パリオリンピックメダル獲得に向けてチーム一丸となって臨んでいきたいと思います。いろいろ苦しいこともあると思いますが、笑顔で全員チーム一丸となって乗り越えていきたいと思います。

◆宮浦健人(25、パリ・バレー/フランス)
パリオリンピックでメダルを取るために、強い覚悟をもって、練習、ネーションズリーグに臨みたいと思います。

◆大塚達宣(23、パナソニックパンサーズ)
パリオリンピックまで日数も限られているので毎日の練習から全員で質の高い練習を作って、パリオリンピックでは、チームで絶対にメダルを獲得できるよう、自分の求められた役割をしっかり果たせるように頑張っていきたいと思います。

◆山内晶大(30、パナソニックパンサーズ)
パリオリンピック、大事な試合があるので代表キャリア最後になってもいいという覚悟で出し切って、今シーズンの目標に向かって頑張っていきたいと思います。

◆高梨健太(27、ウルフドッグス名古屋)
パリオリンピックでメダルを獲得するために、1日1日の練習を頑張っていきたいと思います。

◆関田誠大(30、ジェイテクトSTINGS)
この3年間パリオリンピックを見据えて取り組んできたので、そこでメダルを獲得するために合宿やネーションズリーグを通して、しっかり成長していきたいなと思います。

◆髙橋健太郎(29、日本バレーボール協会)
パリオリンピックに向けてミドルブロッカーが果たさなければいけない役割、責任というのは本当にこのチームにとって、ものすごく重要だと思っていますし、ミドルブロッカーが成長すれば、必ずメダルの取れるチームだと思っています。その責任を果たすべく日々の練習から大切にして、東京オリンピックでかなわなかった「オリンピック出場」というものを個人としては果たして、日本に貢献していきたいなと思ってますので皆さんぜひ応援よろしくお願いします。

◆富田将馬(26、日本バレーボール協会)
パリ五輪でメダルを獲得するために自分自身ができることを最大限やって、チームに貢献したいと思います。

◆髙橋藍(22、ヴェロ・バレー・モンツァ/イタリア)
まずはネーションズリーグでは去年以上の成績を上回るという目標で頑張りたいと思います。パリオリンピックでは初のメダル獲得を目標に全力を出したいなと思います。

◆小川智大(27、日本バレーボール協会)
今年パリオリンピックがあるということで、国民の皆さんも本当に期待していると思いますので、その期待に応えられるように、自分自身頑張りたいと思いますし、自分の個人の目標でもあるパリオリンピック、そこで必ずメダルを取りたいと思います。

◆甲斐優斗(20、専修大3年)
メダル獲得というチームの目標に、しっかり自分も貢献できるように、ネーションズリーグからしっかり自分をアピールしていければいいといいなと思っています。

◆山本智大(29、パナソニックパンサーズ)
今年はパリオリンピックでのメダル獲得に向けて、リベロとしてディフェンス面でチームに貢献できるように頑張りたいと思います。また日本のレベルが世界のトップということを証明できるように頑張りたいと思います。

◆エバデダン・ラリー(23、パナソニックパンサーズ)
今年は皆さんの目に見えるように、数字で結果を残して参りたいと思いますので応援よろしくお願いします。