全国の住宅や土地の実態を調べる国の調査で、宮城県内の空き家の数はおよそ14万戸と過去最高となりました。増え続ける空き家への対策として、県内では古民家を再利用する動きが進んでいます。

仙台市太白区の「蕎麦処 初代伝五郎」。午後1時半を過ぎてもひっきりなしに客が訪れます。

客:
「こんな雰囲気の中で食べると、なおおいしい」
「雰囲気が良い。昔ながらで実家感がある」

実はこの建物、材木屋だった築100年の古民家を改装したものです。古民家を再生・保存する取り組みを行っている藤木武人さんは、「古い建物ならではの価値を活かしている」と話します。

全国古民家再生協会宮城県連合会 藤木武人会長:
「大きな大黒柱というのが必ず古民家にはある。ケヤキの一本もので、どーんとそこまで伸びている。ケヤキの一本ものっていうのは、新築ではなかなかない。あったとしてもとんでもない金額」

全国古民家再生協会宮城県連合会 藤木武人会長

柱や梁、建具までが今では手に入りづらいケヤキで作られたこの建物。もともとは住み手がいない「空き家」でした。

全国古民家再生協会宮城県連合会 藤木武人会長:
「あまりお金をかけないで使うのも一つの手。ここは上手に使っている」