憲法記念日の3日、県内でも護憲派と改憲派が集会などを開き、それぞれの主張を展開しました。
このうち松山市総合コミュニティセンターでは、護憲派の集会が開かれ、およそ900人が参加しました。
はじめに澄田恭一代表委員が挨拶に立ち、「岸田内閣の改憲を絶対に許さない」などと述べ、現在の憲法を守るべきと訴えました。
その後、ジャーナリストの金平茂紀さんが記念講演を行いました。
(金平茂紀さん)
「新しい戦前っていう言い方は古いと思う。下手すると戦時下にいるんじゃないか」
金平さんは講演で2014年の閣議決定で政府が憲法の解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認したことや去年、殺傷能力のある武器の輸出容認を決めたことに触れ、戦争をできる国にする為の動きだと批判しました。
また、ウクライナ戦争に対しても、関心が薄れていることに警鐘を鳴らしました。
(金平茂紀さん)
「ただ一番問題なのは段々皆ウクライナのことも飽きてきてもうどうでもいいみたいな形になって世の中無関心になっていくこと。最大の問題は世界の無関心化」
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