地域の農業を学んでもらおうと、親子でトウモロコシの収穫を体験する催しがうるま市の宮城島で開かれました。


この体験会は、地域の農産物への興味や関心を高めてもらおうとうるま市の「あまわりパーク」が企画したもので、県内各地から集まった9組24人の親子がトウモロコシの収穫にチャレンジしました。


参加者は高さ2メートル程に成長したトウモロコシの苗の間を歩きながら、ヒゲが枯れ収穫の時期を迎えたトウモロコシを見つけ出し、1つ1つ丁寧にもぎ取っていました。

参加した子どもたち
「これくらいの髭みたいなのがいっぱい生えているのがいいらしいよ」
「皮むいて、オーブンでチンして食べる」
「いつもは黄色いトウモロ食べているけど、きょうは初めて紫色のトウモロコシを見たから、いい収穫体験だなと思いました」


収穫したのは「大和(やまと)ルージュ」と呼ばれる最新の品種で、蒸したり焼いたりして食べると紅イモのようなほんのり甘い味と香りがするということです。

参加者は、今夜の献立をイメージしながら収穫したトウモロコシを袋詰めしていました。